へへっ。まだまだmarimoです。
タリバン政権下のアフガニスタン。
女性は夫など身内の男性に伴われてでないと、出かけることさえ許されない。つまり、夫や父を戦争で亡くした主人公のような家族は、飢え死にするしかない。だって働くにも外に出かけられないのだから。
少し前に観た「カンダハール」同様に、全身をブルカで覆った女性たちの姿には、やっぱり違和感を覚えずにいられない。
主演は、3000人以上もの女の子のなかから選ばれた。監督が偶然、ストリートチルドレンとして物乞いをしていた彼女に見惚れ、出演を打診したのだという。他の出演者も、ほとんどが、難民キャンプや学校、道端で出会った素人。そんな情報を知らなかったら、決して素人だなんて思えないぐらい、みんながみんな、演技が上手。
なんでここまで上手に、悲しい目ができるんだろう...。
なぜなら、これが今のアフガンの現実だから。監督がインタビューで言っていたんだけど、最初は短編を作ろうとしてた。現実の話をどんどん加えていったら、いつの間にか長編になった。と。
女性たちは叫ぶ。「私たちは政治的なことを訴えているのではありません。ただ、食べ物が欲しいのです!」
もうひとつ、監督の言葉。
「この映画の少女はアフガニスタンの悲劇そのものなのです。
そして、世界がアフガニスタンを忘れれば、
悲劇は再び繰り返されるかも知れません。」