【映画】ビハインド・ザ・サン

marimomarimoです。続き、いきます!

『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス監督作品。

父・母・兄・弟の4人家族。長男は亡くなって居ない。
なぜなら、近隣に住む別の家族と、あるルールに従って「殺し合い」をしていて、長男は既に犠牲者になってしまったから。この殺し合いは、「必ず、1人ずつ」「シャツの血が黄ばむのを待て」というルールに基づいて進む。

サトウキビの加工で何とか食い継ぐ一家。過酷な肉体労働を、「昔は奴隷がやったのに」と、奴隷制度崩壊によって苦しい生活に追いやられたことへの恨みを口にする父。

本作の語りべでもある弟は、親から名前さえ付けてもらっておらず、「坊や」と呼ばれている。

シャツの血が黄色くなったころ、兄は敵の一家のもとへ潜入し、一人を殺す。

・・・と、ここまでは「なんで殺し合う?」と、私の頭の中では「?」がいっぱいで、共感どころは見つけられなかった。

お兄ちゃんが戻ってきてからが、映画の本編のような気がする。

お兄ちゃんが村に巡業で来ていたサーカス団の女性と恋におち、「坊や」はお兄ちゃんが幸せになることを素直に望む。

お兄ちゃんが女性と村から逃げたときには、ホッとした。これで、殺し合いの連鎖が止まるのかも...!

でも、なんでかな、お兄ちゃん、戻って来ちゃったもんね。

自由になることを選べない、理由も分からないまま傷つけあうことを課せられて生まれること。
「因縁」ってもんを感じさせられる映画だった。